夜の街を探索するホラーゲーム「深夜廻」で子供のころの恐怖を思い出そう!

深夜廻は怖くも切ない雰囲気の作品

夜の街に消えた友達を探して、お化けの徘徊する街を歩きだす…

深夜廻は日本一ソフトウェアから発売されたPSvita用のホラーゲームです。

プレイヤーは小さな女の子の主人公を操り、その名の通りお化けだらけの夜の街を歩いていくというコンセプトの怖くも切ない雰囲気の作品です。

日本一ソフトウェアはもともと「夜廻」というゲームを発売しており、本作はその続編ですが、ストーリーに直接的な関連性はありませんので、この作品からプレイしても大丈夫です。

主人公は無力な二人の少女。お化けと戦うことは不可能の高難易度

このゲームの主人公はユイとハルという小学生の少女です。夜の街には正体不明のお化けや幽霊が徘徊していますが、当然彼女たちはそれに対抗する手段を持ちません。

ほかのゲームのように銃を撃ったり、武器で対抗することは不可能です。

できるのはせいぜい石を投げてお化けの注意をそらしたり、草むらや看板の裏などに隠れてやり過ごすことだけです。

もしもお化けの攻撃を受けたら…このゲームのHPの概念はありません。その時点で少女はお化けに襲われ、即座にゲームオーバーになります。

そのためかなり難易度が高く、初めのうちは何度もゲームオーバーを繰り返すことでしょう。

緻密に作られたリアルな夜の街。まるでそこにいるかのような臨場感。

キャラクターやお化けはかなりかわいらしくデフォルメされていますが、背景となる夜の街はまるで本当にその場にいるかと錯覚するくらいリアルです。

電灯が「ジー…」と音を立てる住宅街、明かりの消えた団地、錆びたフェンスに囲まれた公園、無機質な工事現場…

大人になった今では忘れてしまった、夜への恐怖を思い起こさせるような生々しいグラフィックが恐怖を盛り上げてくれます。

「死」をテーマにした怖くも切ないストーリー

主人公の少女たちはほかのゲームのキャラクターと違って無力ですが、登場するお化けたちもどこか弱さや悲しさを背負ったものばかりです。

火災で亡くなった一家の亡霊、電車で死んだ女性の霊…そういった悲しい存在に、小学生の少女が怖がりながら、戦うのとは別のやり方で対話し、死というものを学んでいく様は恐ろしいながらも胸を打つものがあります。

大人になって忘れてしまった夜の恐怖…このゲームをプレイして、思い出してみませんか?