「テセウスの船」のドラマのあらすじやみどころ、注目点はどんなところか?

「テセウスの船」はタイムスリップの要素とえん罪事件の要素を含んだドラマで、元々は漫画が原作になっています。
えん罪事件を扱っているため、真犯人は誰なのか?というミステリーの要素もありながら、現在と過去を行ったり来たりするという非現実的な要素もあるのです。

テセウスの船のあらすじ

「テセウスの船」というドラマは、平成元年とその31年後が舞台となっています。

平成元年に小学校で発生した無差別大量毒殺事件において、村の警察官である佐野文吾が逮捕されてしまいます。

その息子である田村心は殺人犯の子供という十字架を背負って生きてきましたが、31年後になって父親の無実の罪を晴らすために行動しようと試みるのです。

ただ、そのとき心の周りに謎の霧が発生し、気が付いたら心は31年前の事件発生前の時代にタイムスリップしていました。

事件が起きる前に戻ったことで、心は父親が本当に何人なのか?の真相をこの時代で確かめようとします。

父親は本当に無実なのか?その場合には真犯人は誰なのか?という見どころが詰まっている作品です。

過去と現在における描写がそれぞれあって面白い

テセウスの船は現在である2020年とタイムスリップした後の1989年の2つの時代がそれぞれ描かれています。

したがって、主人公の心を取り巻く環境がそれぞれ全く異なっているのです。

2020年では結婚をしていて(後に妻の由紀は死亡)、子供がいますが、2020年では自分が産まれる前の状況であり、父親の文吾や母親の和子などと暮らすことになります。

そして、このドラマでは主人公の心が何度かタイムスリップをして、現在と過去を行き来するようになるのです。

2020年のときにはすでに発生した事件の資料などを頼って詳細を明らかにしようとしますし、1989年のときには事件発生前ということで、事件そのものと未然に防ごうと行動したりしています。

そうやって、なんとか歴史を変えようと奮闘する姿というのが印象的なのです。

タイムスリップしたことで変わる歴史

主人公の心は現代と過去を何度かタイムスリップして、過去にいるときには歴史を変えようと奮闘するわけです。

しかし、そういったことをした結果、確かに歴史は変わりました。ただ、必ずしも心が望んだ形での変化ではなかったのです。

例えば、自分の母親である和子と兄の慎吾は心中をして死んでいたという描写があります。

本来ならばこの2人は生きている状況にもかかわらず、自分が過去に行ったときに歴史を変えようとした結果、心が再び現代に戻ったときには最悪の形で変わってしまっていたのです。

しかし、唯一の救いは本来は死んでいたはずの妻の由紀が生きていたということです。

そういった形で、確かに歴史自体は変化していたものの、最大の目的である父親が殺人犯ではないという歴史はなかなか実現されないのです。

過去と現代を行き来する中で、なんとか父親が殺人犯にならない歴史を作ろうと奮闘する心ですが、簡単には思うようにいかないというところが、見ていてどかしいと感じる部分だと思います。

徐々に明らかになる真犯人の正体

ドラマが進んでいくと、徐々に小学校での無差別大量毒殺事件の真犯人の姿が浮かび上がってきます。

父親は無罪であり、真犯人は他にいると心も確信していきますが、その正体が誰なのか?というのはこのドラマのみどころの1つです。

父親を殺人犯にしないためにどうするのか?という点もみどころではあるものの、結果的に父親が殺人犯として疑われるきっかけを作った人物の正体に関しても注目点と言えると思うのです。

真犯人は誰なのか?以外でもどんな動機でこんな事件を起こしたのか?事件を起こして何を成し遂げたかったのか?など、さらに気になる部分は多くありますし、ミステリーとしても面白いドラマであると評価ができるはずです。

真犯人が誰なのか?を暴いて、父親がえん罪であることを証明し、歴史を変えることができるのか?

非常に壮大なストーリーが特徴の作品となっていますから、1度見始めたら続きが気になると感じる人が多いのではないか?と思います。

まとめ

テセウスの船というドラマは、父親のえん罪を晴らすという目的に過去と現在を行き来するという要素が組み合わさった、非常に斬新な設定の作品です。

それぞれの時代ごとに主人公が接する人物らが異なっており、まるで異世界にでも来たのではないか?という感覚になります。

設定やストーリーに引き込まれる人が多いと思いますし、かなり楽しく感じられるドラマと言えるでしょう。