「はてしない物語」は子供が読んでも面白い!大人になって読むと深い!

はてしない物語について

『はてしない物語』というよりも『ネバーエンディングストーリー』と言った方が御存知の方が多いかもしれません。ドイツの作家ミヒャエル・エンデが児童向けのファンタジー小説として発表した作品です。

映画から入った子供の頃

この『はてしない物語』が映画化された時に子供だった私は映画のCMを観て白いドラゴンのファルコン、英雄アトレーユを観て子供心にワクワクして母親に観に行きたい!とせがんで映画館に連れて行ってもらったのを今でも覚えています。

映画を観終わってからも、その世界に出て来たロックバイターや人狼、足の速いカタツムリなどファンタジー世界の住人達に夢中になりました。

そして実は映画は物語のほんの一部で、まだ続きがあると母に教えてもらい、その続きの書いてある原作の本を買ってもらいました。

原作を読んでみて…

映画になったのは原作の前半部分で主にアトレーユがファンタ―ジェンを襲う『虚無』本を読んで楽しいと思う心を失った人間の心を現した力と戦う…といったストーリーでした。それをもう一人の主人公バスチアンが本を読んで一緒に体験をするのですが、これを更に本の外で読んでいる私が体験する…という何とも面白い構図が出来上がっているのです!

勿論、子供の頃は気づきませんでしたが(笑)

後半は最終的にファンタ―ジェンを救ったバスチアンがファンタ―ジェンで冒険をして再び元の世界に戻るまで…を描いています。こちらの後半部分も『ネバーエンディングストーリー2』として映画化されています。

後半部分が深い

子供の頃は読んでいて面白かったのはアトレーユが幸運のドラゴンファルコンに乗って色々な冒険をするのが面白く感じていましたが…これが大人になってから読むと後半バスチアンが冒険する方が深いな…と感じさせられました。

人間が自分の能力以上の力を手に入れると、こんなにも傲慢になったり愚かになるものなんだ…というのが読み取れるようになって再び読むと子供の頃とは、また違った面白さをバスチアンと体験出来ます。

ファンタジーとしての面白さと人間の愚かさも学べる小説で、自分の子供にも読ませてあげたいと考えています。