空き家対策は人気アニメの間取りにヒントあり?

人気アニメの間取りにヒントが?

アニメの家

アニメサザエさんの家も間取りや、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃんの家はどうなっているか、妖怪ウォッチのケータくんちを見てみたい。意外にこんな想像をして楽しむ遊びは時々話題になる。

それを今全国で大きな問題になりつつある空き家の増加に応用したウェブ記事があった。

昭和の家と平成のホーム

なるほど、長く続くファミリードラマなら、家の間取りは設定で決められているので、熱心なファンならフリーハンドの略図がすぐに描けそうである。あいにくそこまで熱心に見ていない私は、その記事に載っている4家の見取り図を見比べてみた。

たしかに興味深い。磯野家、サザエ家は、典型的な昭和民家の平屋造りで、部屋は畳敷き、廊下で奥まで入り、浴室とトイレは両側に分かれている。これがシンちゃんとケータ君の家になると、平成初期と現在になり、両親と子供の核家族世帯で、1階がリビングとダイニング、2階は家族の部屋となる。昭和の家は大家族で平家、平成は2階建てが当たり前で、もっとランクが上がれば3,4階でエレベーターがついたり、吹き抜け天井で中2階、3階という邸宅があたり前になっている。

現実はどうか

さて、こうした家が中古住宅となり、売りに出されると、昭和の家は残念ながら取り壊しの対象になってしまう。古いも古いし、和室の需要がないため、そのままではなかなか売れないという。

対して、平成以降の住宅は、耐震基準さえ満たせばそのまま住める。ケータ君の家などは、モダンで住み心地がよさそうだ(妖怪つきだと考えるが)。ということで、中古住宅は平成の今風が人気物件で、昭和の住宅は消えていく運命
にあるようだ。

とはいえ、取り壊して更地にするにも費用は当然かかる。そこで、そうした古屋は無人化したまま放置されてしまう。リフォームにも多額の費用が必要なので、ますます敬遠されてしまう。遺産として相続しても、住む人はいなくな
るだろう。

これからは

平成も終わりを迎える今、まだ現役の住居としてつかわれている家も、やがては世代が変わり、売却されるかもしれない。将来的には、街の景観に溶け込んだ、感じのいい住居が増えれば、中古住宅の問題は解決に向かうかもしれない。