日馬富士暴行問題の背景とは?モンゴル会がカギ?!

日馬富士暴行問題の背景とは?

事件です

大相撲の九州場所が始まって間もなく、世間を仰天させる一大事件が持ち上がった。いわずと知れた、日馬富士暴行事件である。

真相は?

事は先月10月の鳥取で催されたモンゴル会にさかのぼる。とある居酒屋で、横綱日馬富士が貴ノ花部屋の平幕貴ノ岩に暴行し、頭部裂傷、全治数週間の大けがを負わせたというのである。

日馬富士と貴ノ岩。ともにモンゴル出身の名関取で、日馬富士は横綱、貴ノ岩はこれから角界を背負って立つモンゴル力士の俊英である。その二人が、何が原因でケンカをしたのか。

一説には、貴ノ岩が日馬富士、白鵬に対して、もうあんたたちの時代じゃない、と放言したのが原因らしい。

ただし、スポーツライターの二宮清純氏によると、「これからは僕らの時代だ」といった貴ノ岩の発言が、回り回ってモンゴル横綱連の耳に入った誤解だという。

いくらなんでも、当の本人を目の前にして、そんな無礼な発言をしたとは考えにくい。日馬富士の暴行は、酒が入ったうえのことで、しかも度が過ぎた暴行の末、相手に大けがをさせた。

横綱の品格という以前に、絶対やってはいけないことだ。貴ノ岩が無抵抗だったのも、相手が横綱という以上に、ただただ恐ろしかっただけではないのか?

モンゴル会より重い責任

今回は、モンゴル会というモンゴル力士の親睦会でのことだけに、世間の注目はそこに集まってしまった。

しかし、私個人の見方では、過剰に弟子をかばうかのような貴ノ花親方の行動が、事態をよりややこしくしたのではないかと考える。

親方は巡業部長の要職にあるので、巡業中のトラブルは何をおいても上層部に挙げる義務がある。それをしないで、まっさきに警察へ被害届を出してしまった。

これが最悪の方向へ事態を進めてしまった点に、今さら気づいても遅いというか。日馬富士にも、貴ノ岩にも、今後の身の振り方としてベストな道筋をつけてもらいたい。