生後7ヶ月の赤ちゃんを連れて議会に出席しようとした熊本市の女性市議のニュースを見て想うこと

女性の社会進出なんて所詮はきれいごと

赤ちゃんを連れて市議会に出席した女性議員

私には3歳の息子と1歳の娘がいるのですが、息子の妊娠が分ってすぐに勤めていた会社を辞めました。当時私は小さなIT系の会社で営業事務をしていて、産休や育休を取ることなんて思いつきませんでした。妊娠が分り退職の意向を話すと社長をはじめ全員が賛成し、若い女性を働かせると結婚や出産で辞められてしまうから困ると文句も言われました。

今日私が気になったニュースは熊本市の女性市議が任期中に出産し、さらに生後7ヶ月の赤ちゃんを連れて議会に出席しようとしたというものです。任期中に女性議員が出産をしたというのも熊本市では初めてのことだったそうです。女性の社会進出が叫ばれていますが、どれもきれいごとに聞こえていた私にとっては彼女の行動は意味のあるものです。

出産を推奨するなら産んでからもケアして欲しい

高齢化や晩婚化が進み、女性は出産しろといろいろなところで言われます。私も30代になると職場の飲み会で言われたり、嫌な思いをしました。そしていざ産んでみると子育てに追われて社会復帰なんてぜんぜん見えてきません。保育園は見つからないし、保育料金は高すぎます。

私の理想は子供たちが幼稚園に入ったら会社で正社員として働くことでしたが、正社員という立場を一度捨ててしまうと戻るのはかなり難しいようです。小さな子供を2人も抱えた30過ぎの女を正社員として雇ってくれる会社があるでしょうか??子供を産んだことに後悔はありませんが、主婦として家庭に引っ込んでいるしかないのかなと諦めの気持ちが最近はあります。結局女性は子供を産んだら社会進出なんてできないのではないのでしょうか?

女性市議は理想ばかり唱える男性議員たちに問題を提起してくれた

きっとその女性市議は妊娠中も周りの男性市議たちから嫌がらせを受けたと思います。女性の社会進出を推奨するような立場の人だって実際に同僚が妊娠・出産をしたら迷惑なはずです。

結局赤ちゃんを連れての出席は認められず、彼女は涙を流したそうですが出産によって社会的なチャンスを失った女性の声を代弁してくれたような気がします。

女性の社会進出なんて聞こえはいいですが、今の状況ではきれいごとにしか聞こえません。女性は社会に進出するべきなのか、それとも女性は子供を産んで家に引っ込むほうがいいのか考えさせられました。彼女の行動は理想ばかり唱える社会に現実を見せるきっかけになったと思います。